岡部版画出版

ご挨拶
新着
エディション最新情報
取扱作家
版画工房
住所及び営業日
MAIL

ご挨拶


 岡部版画工房は、現代アートの大きなムーヴメントのなかで小さな第一歩を踏み出しました。
 1960年代、アメリカで産声をあげた「シルクスクリーン」という版画のテクニックは、ポップアートの鬼才アンディ・ウォーホールの活躍により全世界のアートシーンに衝撃を与えました。

 当時のアメリカ現代アートの熱気に、生でふれ、ぜひ日本でも実現したいと熱望したのが、当工房創業者で刷師の岡部徳三(おかべ とくぞう:故人 1932-2006、享年74歳)です。


 岡部が夢に描いたのは、シルクスクリーンという最新のテクニックもさることながら、アメリカで実現していた「出版制」による版画制作システムでした。作家と刷師とが切磋琢磨しながら、ひとつの作品を仕上げてゆく、またその販売にいたるまで首尾一貫して作家と共にありたい。そして思う存分、自由に優れた作品を制作してもらう、という理想に突き動かされ、1964年に神奈川県秦野市に美術版画専門のシルクスクリーン工房を創設したのです。


 アメリカのような世界のマーケットに支えられた「出版制」を日本で導入することは、手探りで進むに等しいことを意味していました。

 「刷師とは、作家から絶対的な信頼を得なければならない」という緊張感と、確かな技術があってはじめて成り立つのが版画工房ですが、さらに「出版制」という経営的には非常にリスクの大きいシステムを創業時より一貫してとってきたのも、すべては「作品を自由に創るための理想の場」をいかに実現するか、という夢のためでした。

 また弟子たちには、「気持ちは作家と対等であれ。その姿勢を持ち続けるのは、常に精進と努力、そして絵の解釈度の高さを維持すること」と教え続けました。

 その後、1991年に、足柄上郡松田町に新工房を設立し、時代の要求する「大型版画制作」を可能にしました。同時に出版部門を、有限会社岡部版画出版として法人化して現在に至ります。


 創業者の理想と熱意を受け継ぎ、さらなる新しい作品に全力で取り組んでゆく所存です。
 どうぞよろしくお願いいたします。


平成19年正月

(有)岡部版画出版
代表取締役 岡部トモ子

岡部版画工房スタッフ一同


OKABE PRINT EDITIONS,Ltd.
CEO: OKABE Tomoko

OKABE Silkscreen Studio
Printers.